金魚を飼い始めたけど、餌やりってこれで合ってる…?
色鮮やかで愛らしい金魚。その姿を見ていると心が安らぎますね。
しかし、金魚を飼育する上で “餌やり” は非常に重要!
というのも、 餌やり一つで金魚の寿命が大きく変わってくる からなんです。
間違った餌やりを続けていると、金魚が病気になってしまったり、最悪の場合寿命を縮めてしまうことも…。
そこで今回は、 絶対にやってはいけない危険な餌やり を中心に、金魚と長く健康に過ごすための餌やりのコツを徹底解説していきます!
この記事を読めば、あなたの大切な金魚が、より健康で長生きしてくれること間違いなし!ぜひ最後まで読んで、正しい餌やりをマスターしてくださいね。
金魚飼育で餌やりが重要な理由
「餌をあげれば金魚は元気に育つんでしょ?」
そう思っていませんか?
実は、金魚にとって “適切な餌やり” は、健康状態や寿命を左右するほど、とても重要なものなんです。
金魚の餌やり、ココが重要!
金魚は食欲旺盛な生き物なので、 与えられた分だけ餌を食べ続けてしまいます 。
そのため、餌の量や質、与える頻度などをきちんと管理してあげないと、金魚に負担をかけてしまうことに…。
NG餌やりは金魚の寿命を縮める!?
例えば、 餌の与えすぎ は、消化不良や水質悪化の原因になり、金魚を病気にかかりやすくしてしまいます。
また、 金魚に適さない餌 を与え続けることも、健康を害し寿命を縮める原因に…。
「金魚のために」と思ってやっていた餌やりが、逆に金魚を苦しめていた…なんてことも起こりかねないんです。
【金魚飼育】絶対にやってはいけない餌やりNG集
では、具体的にどんな餌やりがNGなのでしょうか?
金魚の飼育において、特に注意すべきNG餌やりを3つご紹介します。
NG①:過剰な餌やり
「せっかく食べるなら、たくさん食べてほしい!」
そんな優しい気持ちから、ついつい餌をたくさんあげてしまっていませんか?
しかし、金魚にとって 過剰な餌やりは大敵 です!
なぜなら、食べ残しが水槽内に腐敗し、 水質を悪化させる原因 になってしまうから。
水質が悪化すると、金魚が病気にかかりやすくなるだけでなく、最悪の場合死に至ることも…。
金魚は満腹感を感じにくいため、たとえお腹がいっぱいでも、与えられた餌を食べ続けてしまいます。
「かわいそうだから…」とたくさん餌をあげたい気持ちをグッと抑え、 適量を与える ように心がけましょう。
NG②:不適切な餌の使用
金魚に餌を与える際、「家にあるもので済ませてしまおう」と、安易に人間の食べ物や他のペットの餌を与えていませんか?
人間の食べ物や金魚に適さないペットフードは、 金魚の消化器官に負担 をかけたり、 栄養バランスを崩したりする可能性 があります。
金魚には、 金魚用の餌 を与えるようにしましょう。
金魚用の餌には、金魚の成長に必要な栄養素がバランスよく配合されています。
市販されている金魚用の餌は、大きく分けて 「フレークタイプ」 と 「ペレットタイプ」 の2種類。
- フレークタイプ:水面に浮くため、口が上を向きやすい金魚の赤ちゃんや小型種に最適
- ペレットタイプ:水に沈むため、口が下を向きやすい中型種や大型種に最適
金魚の種類や年齢に合った餌を選んであげましょう。
NG③:餌やりの時間にバラつきがある
金魚は、毎日決まった時間に餌をもらえることを期待しています。
餌やりの時間がバラバラだと、金魚の体内リズムが乱れ、 ストレス を感じてしまうことも…。
ストレスは、金魚の免疫力低下にもつながります。
金魚にストレスを与えないためにも、 毎日同じ時間に餌を与える ように心がけましょう。
餌やりの落とし穴が招く悲劇とは?
先ほどご紹介したNG餌やりを続けていると、具体的にどんな問題が起こるのでしょうか?
病気、体調不良…最悪の場合、死に至ることも
餌の与えすぎや不適切な餌は、金魚の消化不良や栄養バランスの乱れを引き起こし、病気の原因となる可能性があります。
例えば、 消化不良 は、 食欲不振 や 転覆病などの原因に。
また、栄養バランスの乱れは、 発育不良 や 免疫力低下 を招き、様々な病気のリスクを高めます。
飼育環境全体への悪影響
過剰な餌やりは、食べ残しによる 水質悪化 にもつながります。
水質が悪化すると、水槽内に有害なアンモニアや亜硝酸塩が増加し、金魚にとって危険な環境に…。
金魚の健康を守るためにも、 適切な餌やり で飼育環境を整えてあげることが大切です。
【金魚の餌やり】正しい餌やりのコツ7選
では、金魚に健康で長生きしてもらうためには、具体的にどんな餌やりをすれば良いのでしょうか?
正しい餌やりのコツを7つご紹介します。
コツ① 餌の量を適切に!
金魚は満腹感を感じにくい生き物なので、 餌の量をきちんと管理してあげる ことが大切です。
基本的には、 金魚が2~3分で食べきれる量 を目安に与えましょう。
コツ② 餌の種類を意識しよう!
金魚用の餌には、「フレークタイプ」と「ペレットタイプ」の2種類があります。
金魚の 種類 や 年齢 に合ったタイプを選ぶようにしましょう。
また、市販の餌だけでなく、 生餌 や 茹でた野菜 を時々与えるのもおすすめです。
生餌は、栄養価が高く金魚の食いつきも良いですが、寄生虫のリスクがあるため注意が必要です。
コツ③ ペレットは水に浸してから与える
ペレットタイプの餌を与える場合は、 あらかじめ水に浸してから 与えるようにしましょう。
水に浸すことでペレットが柔らかくなり、金魚が消化不良を起こしにくくなります。
コツ④ 定期的に断食日を設ける
週に1~2回程度、 断食日 を設けるのもおすすめです。
断食日を設けることで、金魚の消化器官を休ませることができます。
コツ⑤ 餌やりのタイミングは?
金魚は、明るい時間帯に活動的になるため、 昼間の明るい時間帯 に餌を与えるのがおすすめです。
また、毎日同じ時間に餌を与えることで、金魚の体内リズムを整えてあげましょう。
コツ⑥ 金魚の様子を観察する
餌を与えた後、 金魚の様子をよく観察する ことも大切です。
餌の食べ残しがないか、異常な行動をしていないかなど、注意深く観察しましょう。
コツ⑦ 愛情を持ってケアする
何よりも大切なのは、 愛情を持って金魚に接すること です。
愛情を込めて世話をすれば、金魚はそれに応えて元気に育ってくれます。
まとめ:金魚と長く健康に過ごすために
今回は、金魚の餌やりについて解説しました。
今回の内容を参考に、正しい餌やりを実践して、あなたの大切な金魚と長く健康に過ごせるようにしましょう!
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