見過ごしがちな病気のサインを見抜く!健康な金魚選びのポイント
「金魚を飼い始めたいけど、どんな子を選べばいいか分からない…」
そんな悩みをお持ちのあなたへ。
色鮮やかで優雅に泳ぐ金魚は、見ているだけで癒やされますよね。
しかし!ペットショップで可愛い金魚を見つけても、見た目だけで選んでしまうのは危険です!
実は、一見健康そうに見えても、病気のサインが出ているケースがあるんです。
私も、過去に病気を見逃してしまい、悲しい思いをしたことがあります…。
そこで今回は、選んではいけない金魚の10の特徴 を、具体的な症状を交えながら解説していきます。
これらのポイントを押さえて、長く健康に寄り添える金魚を見つけましょう!
金魚選びの重要性
金魚選びに失敗する原因の一つに、「病気のサインを見逃してしまう」という点があります。
金魚は言葉を話すことができないため、体の異変をサインで伝えてきます。
しかし、金魚飼育初心者の方は、そのサインを見逃してしまい、病気の金魚を選んでしまうことがあるのです。
健康な金魚は、以下の特徴を持っています。
- 活発に泳ぎ回っている
- 体色が鮮やかで、鱗が整っている
- ヒレがピンと張っていて、損傷がない
- 目が澄んでいて、濁りや飛び出しがない
これらのポイントを参考に、健康チェックを行いましょう。
絶対に選んではいけない金魚の10の特徴
白い点、傷、異常な隆起に注意!
金魚の体に白い点や赤い斑点、傷、異常な隆起が見られる場合は、病気の可能性があります。
例えば、白い点は「白点病」、赤い斑点は「赤斑病」、隆起は「腫瘍」などのサインである可能性があります。
水底に沈んでいたり、水面に浮かんでいたりする
健康な金魚は活発に泳ぎ回りますが、病気や体調不良の金魚は、動きが鈍くなることがあります。
水底に沈んでじっとしていたり、水面に浮かんだまま動かなかったりする場合は要注意です。
ただし、環境に慣れていないだけの場合もあるため、注意深く観察する必要があります。
飼育が難しい品種が存在する理由
金魚には、品種改良によって作り出された、様々な体型や特徴を持つ品種が存在します。
しかし、中には、その特殊な体型や特徴が原因で、飼育が難しい品種もいます。
例えば、目が大きく飛び出した品種は、眼球を傷つけやすく、病気になりやすい傾向があります。
【初心者におすすめできない品種例】
- 頂点眼: 目が大きく飛び出しており、飼育が難しい。
- ピンポンパール: 体型が丸く、転覆しやすい。
- 水泡眼: 目の下に大きな袋状のものがついており、破れやすい。
再発のリスクと、他の金魚への感染リスク
過去に病気に罹ったことのある金魚は、再発のリスクがあります。
また、感染症に罹っていた場合は、他の金魚に病気をうつしてしまう可能性もあるため注意が必要です。
購入前に、金魚の健康状態や病歴について、販売店に確認するようにしましょう。
白く濁っている、片方の目が飛び出している
金魚の目は、健康状態を判断する上で重要なポイントです。
目が白く濁っている場合は、「白内障」や「カラムナリス病」などの可能性があります。
また、片方の目が飛び出している場合は、「ポップアイ」と呼ばれる病気の可能性があります。
ストレス、怪我、感染症の可能性
金魚の鱗は、外部からの衝撃や細菌感染から身を守る役割があります。
鱗が欠けていたり、剥がれていたりする場合は、ストレスや怪我、感染症の可能性があります。
鱗は再生しますが、完全に元通りになるまでには時間がかかります。
水面で頻繁に口を開けていたり、呼吸が速い
金魚は、エラ呼吸で水中の酸素を取り込んでいます。
水面で頻繁に口を開けていたり、呼吸が速い場合は、酸素不足や病気の可能性があります。
水質が悪化したり、水温が急激に変化したりすると、呼吸が苦しくなることがあります。
栄養不足、病気、寄生虫の可能性
金魚が痩せている原因は、栄養不足、病気、寄生虫など様々です。
特に、背骨が浮き出ている場合は、重度の栄養失調や病気の可能性があります。
食事内容や飼育環境を見直し、原因を特定する必要があります。
長く白い糞、全く糞をしない
金魚の糞は、健康状態を判断する上で重要な指標となります。
長く白い糞をしている場合は、「消化不良」や「内部寄生虫」の可能性があります。
また、全く糞をしない場合は、「便秘」や「腸閉塞」の可能性があります。
回転しながら泳ぐ、片側だけを使って泳ぐ
金魚が回転しながら泳いだり、片側だけを使って泳いだりする場合は、「浮き袋病」や「平衡感覚異常」などの可能性があります。
これらの病気は、治療が難しい場合もあるため、注意が必要です。
まとめ|金魚と長く健康に暮らすために
今回は、選んではいけない金魚の10の特徴について解説しました。
健康な金魚を選ぶことは、金魚と長く健康に暮らすために非常に大切です。
金魚選びの際は、今回ご紹介したポイントを参考に、金魚の健康状態をよく観察しましょう。
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